家猫

午前4時、それはそれは凄まじい泣き声だった。


「ようっ!久しぶり!元気そうだなぁ~。」

『おうっ!久しぶり!おまえも元気にしてたか?!』

「どうだ?!家猫になった気分は?」

『食べ物は黙ってても出てくる。おまけに刺身付だ。最高だぜ!』

そのうち何がきっかけだか口論になった。

「おう!上等だ!表に出ろ!」

『表に出ろだー?!悔しかったら入って来い!』

なんて言ってか言わずか、
ハナと黒猫は窓を挟んで睨み合っていたのだった。


うーーーーっ眠いぞぉ・・・・